ChatGPTのレストラン予約機能で秘書が会食枠を確定する手順
ChatGPTに追加されたレストラン予約機能を使って、秘書が接待の会食枠を確定するまでの手順と、日本国内での対応範囲の限界を整理します。

スプレッドシート内のAIアシスタント「Gemini in Google Sheets」が2026年6月18日、日本語を含む28言語に対応しました。これまで英語中心だった「自然言語で頼むと表・数式・グラフを作ってくれる」機能が、日本語の指示でそのまま動くようになっています。
なお、列をまとめて自動補完する別機能「Fill with Gemini」は、これより前から英語・スペイン語・ポルトガル語・日本語・韓国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語に対応済みで、2026年7月7日にはさらに中国語・オランダ語・マレー語など11言語が追加されています。この記事で中心的に扱う「Gemini に相談」がサイドパネルで対話しながら表や数式をゼロから作る機能なのに対し、Fill with Geminiは既存の列を選んでまとめて自動補完する機能で、用途が異なります。
対応プランや利用上限にも注意点があります。この記事では、日本語対応で何が変わったのか、実際に何ができるのか、経理・在庫管理でどう使えるのかを、公式情報に基づいて整理します。
Google Workspace Updates公式ブログによると、Gemini in Sheetsの対応言語は次の28言語に拡大されました。
スペイン語、ポルトガル語、日本語、韓国語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、オランダ語、ヘブライ語、ポーランド語、トルコ語、チェコ語、インドネシア語、マレー語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、アラビア語、フィンランド語、ベトナム語、ウクライナ語、ギリシャ語、タイ語、ルーマニア語、ロシア語、カタルーニャ語、ハンガリー語
これまで「機能はあるが英語で指示しないと精度が落ちる」という状態だった日本語ユーザーにとって、指示文をそのまま日本語で書けるようになった意味は大きいです。列名や社内用語を英訳する手間がなくなり、経理・総務・在庫管理のような日本語の業務文脈をそのまま渡せます。なお公式ブログは「対応言語の拡大」として日本語を含む28言語対応を明記していますが、言語ごとの生成精度の差については言及していません。業務で使う際は、英語で指示した場合と同様、生成結果を必ず自分の目で確認する前提で使うのが安全です。
Gemini in Sheetsは無料機能ではありません。対象となるのは以下のプランです。
| 区分 | 対象プラン |
|---|---|
| Google Workspace(法人) | Business Standard / Business Plus / Enterprise Standard / Enterprise Plus |
| 個人(Google One系) | Google AI Pro / Google AI Ultra |
| 教育 | Google AI Pro for Education |
| その他 | AI Expanded Access ライセンス |
加えて、エンドユーザー側でスマート機能(smart features)が有効になっている必要があります。法人アカウントの場合は、管理者側で「Gemini for Workspace in Sheets」が有効であることが前提です。逆に言えば、無料のGoogleアカウントではこの機能自体を使うことができません。無料アカウントでサイドパネルを開いても、テーブル生成や数式提案は動かず、プラン加入を促すアップグレード画面が表示されるだけです。
2026年7月15日までは、Workspaceカスタマーは利用上限が優遇されるプロモーション期間です。それ以降は通常のユーザーごとの利用上限に切り替わりますが、機能自体が使えなくなるわけではないので、期限に間に合わなくても心配は不要です。とはいえ試すなら、上限を気にせず使える期限の前がおすすめです。
Geminiは表・ピボットテーブル・グラフ・数式といったSheetsの標準機能を組み合わせてタスクを実行します。公式ヘルプが挙げる守備範囲を機能別に整理すると、次の通りです。
「終日のチームイベントの予定表を作成して」のように頼むと、見出しや列構成を含むテーブルが自動生成されます。生成後に「挿入」ボタンを押せばシートに反映される仕組みで、内容を確認してから採用できます。
「ゴール数を試合数で割る数式を作成して」のように、やりたい計算を日本語の文章で伝えるだけで数式案を提示してくれます。関数名を覚えていなくても、結果から逆算して数式を組んでもらえるのが利点です。
「この表の傾向を特定して」と頼むと、既存データから傾向やインサイトを抽出してもらえます。
「X軸に日付、Y軸に合計が表示されるグラフを作成して」のように軸を指定するだけでグラフを組んでくれます。
条件付き書式、ピボットテーブル、プルダウン、フィルタ、テキストの検索・置換、数値形式の設定、行列の操作、最適化問題の解決まで、Sheetsの操作系機能もGeminiへの指示でこなせます。
箇条書きやフリーテキスト、JSONを貼り付けると「テーブルに変換」アイコンが表示され、ワンクリックで整形された表に変換できます。
このデモはスペイン語UIのものですが、サイドパネルにプロンプトを入力してテーブルが生成される操作の流れ自体は言語に関わらず共通しており、日本語UIでも同様の見た目・操作になると考えられます(当編集部は日本語UIでの実機確認はできていません)。
以下は、公式ヘルプが挙げるプロンプト例(表作成・数式生成・データ分析)を業務向けに応用した例文案です。当編集部がこれらのプロンプトを実際に実行して出力を確認したものではありません。 出力はデータや環境によって変わるため、そのまま使うのではなく、手元のデータに合わせて調整しながらの叩き台としてお使いください。
| やりたいこと | プロンプト例 | 期待される出力の想定 |
|---|---|---|
| 経費管理表の作成 | 「勘定科目・金額・支払先・支払日・ステータスの列がある経費管理表を作って。ステータスは未払/支払済のプルダウンにして」 | 5列の空テーブルが生成され、ステータス列がプルダウン形式になった状態で「挿入」待ちになる想定です |
| 集計 | 「この売上データから月別・取引先別のピボットテーブルを作って」 | 既存データを参照したピボットテーブルの案が提示される想定です |
| 税額計算 | 「消費税10%の税込金額を計算する数式をD列に作って」 | D列に数式(案)が提示される想定です。適用前に必ず検算してください |
| やりたいこと | プロンプト例 | 期待される出力の想定 |
|---|---|---|
| 在庫管理表の作成 | 「商品名・SKU・現在庫数・発注点・仕入先の列がある在庫管理表を作って。在庫が発注点を下回ったら行を赤くする条件付き書式もつけて」 | 5列の空テーブル+条件付き書式ルールがセットで提示される想定です |
| 在庫分析 | 「この在庫データで、在庫回転が遅い商品を特定して」 | 既存データからの傾向分析コメントが返る想定です |
公式ヘルプは、列構成・形式(プルダウン/書式)・条件を1つの文に詰め込んで指示できる例を挙げています。もしこの通りに動作すれば、従来「表を作る→データの入力規則→条件付き書式」と3ステップだった作業が1回の依頼にまとまる可能性がありますが、複合的な指示がどこまで一度に通るかは、当編集部では検証できていません。まずはシンプルな依頼から試すのが安全です。
「英語ができる人向けの機能」だったGemini in Sheetsが、日本語でそのまま使えるようになりました。経理や在庫管理のような定型の表作りは、列構成まで指定した1回の日本語プロンプトで済むようになります。
まず自分のプランが対象かどうかを確認し、優遇期間のうちに手元の業務データで試してみてください。出力は必ず自分の目で検算・確認し、「叩き台を作らせて自分で仕上げる」使い方から始めるのが安全です。
※本記事は公式ブログ・公式ヘルプ(2026-07-13時点)に基づく解説です。機能・提供条件は変わる可能性があります。