Media
広告・集客ChatGPTChatGPT AgentGoogleビジネスプロフィールGoogleマップ

ChatGPTのエージェント機能で競合3店のGoogleビジネスプロフィールを比較し、地図パックに出るカテゴリを追加する

AI Hack 編集部確認日

自分の店のGoogleビジネスプロフィール(GBP)を、開業したときのカテゴリのまま何年も放置していないだろうか。
Googleマップの検索結果で上位3件に表示される「地図パック」に入るかどうかは、実は主カテゴリと副カテゴリの設定に大きく左右される。
ChatGPTのエージェント機能を使うと、競合3店のGBPをブラウザで自動的に開かせてカテゴリと属性を一覧化し、自店に足りない項目を洗い出す作業を数分で終わらせられる。
この記事では、個人サロン・パーソナルジム・工務店のオーナーが、追加の有料SEOツールを使わずにChatGPTの契約プランだけでこの比較表を作り、Googleマップ経由の来店・問い合わせにつなげる手順を解説する。

ChatGPTエージェントとは

ChatGPTエージェントは、ChatGPTが自分でブラウザを操作し、Webサイトを開いてクリックしたり、表示されている情報を読み取ってまとめたりできる機能である。
2026年9月にOpenAIが公開した新モデル「GPT-6 Astra」に切り替わってから、ブラウザ操作の精度と速度が上がったと報告されている(OpenAI公式発表)。
SNS上では「ChatGPT Astra」と俗称で呼ばれることもあるが、OpenAIの公式な機能名は「ChatGPTエージェント(Agent)」であり、Astraはその裏側で動くモデルの名称である。
本記事でも以降は正式名称の「ChatGPTエージェント」で統一する。

対象プランと前提条件

ChatGPTエージェントは、Plus以上の有料プランで利用できる(OpenAI Help Center「ChatGPT agent」)。
前提条件は実質2つだけである。ひとつはChatGPT Plus以上の契約、もうひとつは自店のGoogleビジネスプロフィールがすでに登録済みであることだ。
Power BIのような追加ツールや、専用のSEOダッシュボードは一切不要である。

プランエージェントモードの利用上限料金の目安(日本向け)
Plus月40メッセージまで3,000円/月
Pro実質無制限16,800円/月
Business・Enterprise契約内容による(個人事業主はPlusかProで十分)法人契約で個別見積もり

実務での使い方

1. 自分の店の情報を一度だけ読み込ませる

最初に、店名・住所・電話番号・GBPのURL・主要サービス・商圏となる地域名・競合3店のURLをまとめてChatGPTに渡し、「以降のSEO作業ではこの情報を毎回参照し、聞き返さないこと」と指示する。
一度読み込ませておけば、次のプロンプトからは店名や住所を毎回入力し直す必要がなくなる。

2. 競合3店のカテゴリを一括で比較表にする

ChatGPTエージェントにGoogleマップを開かせ、「[サービス名] [地域名]」で検索させて、地図パックに出てくる競合3店の主カテゴリ・副カテゴリをそれぞれのGBPページから抽出し、自店の設定と並べた比較表を作らせる。
競合が持っていて自店にないカテゴリを洗い出し、3店とも共有しているカテゴリ(優先度が高い)と、1店だけが使っているカテゴリ(差別化の余地)に分けてもらう。

3. 属性(attributes)の有無を比較して優先順位をつける

GBPには「無料見積もり」「24時間対応」「オンライン予約可」などの属性(attributes)というタグがあり、検索結果でのマッチングとクリック率の両方に影響する(Google公式ヘルプ「ビジネスの属性を管理する」)。
自店と競合3店のGBPを開かせて、表示されている属性をすべて抽出し、自店に欠けている属性を「競合全員が持つ(必須)」「2店が持つ(強く推奨)」「1店だけが持つ(差別化)」の3段階に分けてもらう。

活用事例|どんな人が使えるか

1. Googleマップからの新規客に頼るネイルサロンオーナー

「ネイルサロン [駅名]」で検索したときに地図パックの3枠に入れていないサロンは多い。
競合のカテゴリと属性を比較して「まつげエクステ」などの副カテゴリを追加すると、これまで表示されなかった検索語でも表示される可能性が出てくる。

2. 地域名+ジムで検索されたいパーソナルジムのオーナー

「パーソナルジム [地域名]」のような複合キーワードは、副カテゴリと属性の設定次第で表示されるかどうかが変わる。
「女性専用」「駐車場あり」といった属性を競合との比較から追加すれば、地図パック経由の問い合わせ増加につながる。

3. リフォーム受注を増やしたい工務店経営者

「外壁塗装 [市区町村名]」のような緊急性の高い検索は地図パックからの電話が成約に直結しやすい。
競合が持つ「無料見積もり」「即日対応」といった属性を自社のGBPにも反映させることで、比較検討中の見込み客からの問い合わせを取りこぼしにくくなる。

4. 予約の谷間を埋めたいエステサロンオーナー

閑散期に地図パック経由の新規予約を増やしたい場合、競合の副カテゴリを分析して「フェイシャル」「痩身」など未設定のカテゴリを追加すると、検索でヒットする組み合わせが広がる。

導入手順

1. ChatGPT Plus以上に契約し、エージェントモードを有効にする。
2. 自店のGBPのURLと、地図パックに出ている競合3店のURLを控える。
3. 店名・住所・サービス・商圏・競合URLをまとめたテキストをChatGPTに読み込ませる。
4. 「Googleマップを開いて[サービス][地域名]で検索し、競合3店の主・副カテゴリを比較表にして」とカテゴリ監査を実行する。
5. 続けて「自店と競合3店の属性を比較表にして」と属性監査を実行する。
6. 出てきた優先リストを見ながら、実際に自店のGBPの編集画面でカテゴリと属性を追加する。

つまずきポイント・注意点

ブラウザ操作の途中でGoogleへのログインを求められると、エージェントがそこで止まってしまうことがある。
抽出結果に抜け漏れが出る場合があるため、追加する前に自分の目でGBPの実際の画面を確認したほうがよい。
カテゴリは増やせば増やすほどよいわけではなく、関連性の薄いカテゴリを足すと逆に検索意図とのマッチ度が下がるとされる。
2026年時点でのベストプラクティスは、最も具体的な主カテゴリを1つ選び、関連性の高い副カテゴリを2〜3個にとどめることである。
カテゴリや属性を変更してから検索結果に反映されるまで、数日から数週間かかることもあるため、即日の効果は期待しない方がよい。

限界と向き不向き

向いているケース向いていないケース
地図パックからの来店・電話が売上に直結する業種(サロン・ジム・工務店・整体など)店舗を持たず来店を前提としないオンライン専業ビジネス
競合のGBPが公開情報として閲覧できる状態にある競合が極端に少ない、または比較対象のGBPが整備されていない地域
自分でGBPの編集権限を持っている代理店や本部がGBPを一括管理していて自分で編集できない場合
ChatGPT Plus以上を契約する予算がある無料プランのみで運用したい場合(エージェントモード自体が使えない)

まとめ

ChatGPTエージェントを使えば、これまで手作業では後回しにされがちだった競合GBPのカテゴリ・属性調査を数分で終わらせ、自店の地図パック露出を底上げする具体的な改善リストが手に入る。
この記事で扱ったのは、店の基本情報を一度読み込ませる準備、カテゴリ監査、属性監査という3つのプロンプトの使い方であり、いずれも個人店主が自分だけで完結できる範囲に絞ってある。
次の一歩としては、まず自店と競合3店のURLを用意してカテゴリ比較表を作らせ、そこで見つかった「競合全員が持つのに自店だけ欠けているカテゴリ」から1つずつGBPに反映していくとよい。

出典

  1. Sarvesh Shrivastava on X
  2. OpenAI Help Center「ChatGPT agent」
  3. OpenAI「GPT-6 Astra: A new generation of intelligence」
  4. Google Business Profile Help「Manage your business attributes」
この記事で扱ったツールChatGPTChatGPT AgentGoogleビジネスプロフィールGoogleマップ

AI Hackマーケット公式LINE

このメディアは、AI Hackマーケットが運営しています。
AI Hackマーケットは、AIノウハウを売買できるマーケットプレイスです。
現在ローンチ準備中のため公式LINEにご登録ください。
ご登録いただくと、実績あるクリエイターの新着記事や、記事クーポン情報をお届けします。

友だち追加LINE友だち追加QRコード